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ゲームや音楽ビデオがインターネットで無料配信されるなか、書籍の全文をインターネットで無料公開する動きが出てきたそうです。3月1日から46日間限定で、保険の問題点や加入者へのアドバイスをわかりやすくつづった「生命保険のカラクリ」(文春新書)という新書の全文が公開され、すでに約3万件のダウンロードがあったようです。すでにこの本は6刷3万部売れていて、「元は十分とった」というものの、無料のインターネット公開をきっかけに注目され、それがさらに本の売り上げ増につながることもあるということです。販売戦略の手法のひとつでしょう。要は中身であることに変わりはありません。
自然災害などへの対応を所管するロシア緊急事態省のショイグ大臣が、上院での活動報告で「予報が間違ったら責任をとる必要がある」と発言し、気象庁のビリファンド長官が「罰金も刑務所も予報の不正確さは防げない」と反論する事態になっているそうです。ショイグ氏は「緊急活動は空でも海でも正確な予報にかかっている。商品を売って金をもらうなら商品の質には責任を持つものだ」とも述べたようです。これに対してビリファンド氏は「絶対的に正確な予報など100万年後でもないだろう。処罰などしたら、天気予報士のなり手がなくなってしまう」などと反論したということです。天気予報をはずしたら処罰というのは極端な気がしますが、正確な予報がほしいのはどこでも同じ気がします。
宇宙航空研究開発機構の発表によると、チリ地震で、チリの国土が最大で西に約3メートルずれたことが、地球観測衛星「だいち」による地表観測で分かったそうです。1月のハイチ地震に比べて約4倍のずれということです。ずれは海に近いほど大きく、国土が太平洋側にせり出していたようです。日本にとっては、日本にまで押し寄せたチリ地震による津波のニュースは重要で、その被害も明らかになっていますが、マグニチュード8.8の大地震が起きたというのに、チリの被災地域の様子はまだあまり報道されていません。日本の観測衛星でそこまで地表の様子が観測できるなら、世界の英知を結集すれば、もっと詳しい情報が伝えられてもいいような気がします。
集英社が、3月4日に発売される尾田栄一郎さん作の漫画「ONE PIECE(ワンピース)」第57巻の初版発行部数が、出版史上最高の300万部に達すると発表したそうです。2004年発売の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の290万部を抜いて、出版史上最高になったということです。単行本の累計発行部数は、57巻までで1億8560万部となるようです。新作映画もヒットして、ワンピースの人気は言うまでもありませんが、漫画単行本が最高になったというのは、出版不況のなかで、なにか意味があるのかもしれません。
コンビニエンスストアのファミリーマート(約7700店)が、完全子会社のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm、約1100店)を、吸収合併したそうです。am/pmは解散し、21年にわたる日本での活動に幕を下ろすということです。am/pmの店のうち、約250〜300店は閉鎖し、600弱の店は1年半ほどかけてファミリーマートの店に改装し、残る約250店はオーナー側と協議中のようです。1100店ものam/pmの看板が、街から姿を消すというのは、ある意味すごいことです。
奈良の興福寺で、国宝館のリニューアル工事が終わり、拝観が再開されるそうです。国宝・阿修羅像など主要な仏像が、ガラスケースなしの露出での展示となり、細部にこだわった照明で、表情が鮮明になっているということです。国宝44点など計70点を展示し、阿修羅など現存する八部衆・十大弟子像(国宝、8世紀)14体のうち13体や、鎌倉彫刻の傑作の金剛力士像(国宝、13世紀)などをケース外で公開するようです。多方向からライトを当てて仏像の顔や体の特徴を浮かび上がらせるなんて、昔は考えられなかったことでしょう。
国土交通省が、航空機と衝突した鳥のDNA鑑定を開始したそうです。バードストライク(鳥衝突)は年間1238件(2008年)で、運航に支障が出たり、多額の修理費がかかったりして、航空会社も苦慮しているようです。エンジンに巻き込まれた鳥の体の一部などのDNA鑑定で衝突が多い鳥を突き止めることができれば、生息状況を調べ空港周辺に寄りつかないよう対策をとることが可能ということです。バードストライクを防ぐために、衝突しやすい鳥をDNA鑑定で見極めることは、いまの技術ならじゅうぶん出来そうですが、問題はそのさきの防除対策のような気がします。